当院では、管理栄養士による栄養指導を月曜日~土曜日に行っております。 ご希望の方は、予約制となっておりますので、あきやまクリニック受付または看護師までお申し付けください。
糖尿病の食事療法は、特別な食事でも、単に量の少ない食事でもありません。規則正しい食生活を続けるということです。また、糖尿病の食事に食べてはいけないものもありません。家族と同じ食事を食べ方と量に注意しながら摂って下さい。糖尿病の食事療法は家族みんなで取り入れたい健康食です。
まとめ食いは、一度にたくさんのインスリンが必要になり、すい臓に負担をかけます。
ご飯を減らしすぎると、おかずを食べ過ぎたり、間食が増えるので注意しましょう。
野菜に含まれる食物繊維には、食後血糖が急激に上がるのを抑えてくれます。
主菜は1食に1皿にして、肉、魚、卵、豆腐など種類を変える工夫をして下さい。
油は非常に高カロリー。油料理を抑えて摂りすぎを防ぎましょう。
果物は“ヘルシーおやつ”になりますが、食べすぎは血糖値を上げる原因に。牛乳は1日にコップ1杯を目安に。
嗜好品は毎日摂らず、摂る場合の量も決めます。 「菓子は月2回」 「アルコールは週1回」など。
糖尿病の治療では、腎症、網膜症、神経障害、動脈硬化症(心筋梗塞、脳卒中、足の壊疽)などの合併症が起こらないようにすることが何よりも大切です。
高血圧があると腎症、網膜症や動脈硬化症が進みやすくなります。高血圧を予防するために、 塩分のとり方をできるだけ少なくしましょう。
高脂血症があると動脈硬化症が進みやすくなります。糖尿病の食事療法を基本にして、コレステロールや飽和脂肪の多い食品を控えることが大切です。
食物繊維には血中のコレステロールが多くなるのを防ぐ働きがあります。毎日の食事で食物繊維を多く食べるようにしましょう。例えば、毎日の食事を麦ごはんに変えるだけでも、食物繊維を簡単に摂ることができます。
外食になると、野菜不足になりがちです。野菜は血糖値の上昇を抑える働きがありますので、積極的に摂りましょう。