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食事療法

当院では、管理栄養士による栄養指導を月曜日~土曜日に行っております。 ご希望の方は、予約制となっておりますので、あきやまクリニック受付または看護師までお申し付けください。

糖尿病の食事療法について

糖尿病の食事療法は、特別な食事でも、単に量の少ない食事でもありません。規則正しい食生活を続けるということです。また、糖尿病の食事に食べてはいけないものもありません。家族と同じ食事を食べ方と量に注意しながら摂って下さい。糖尿病の食事療法は家族みんなで取り入れたい健康食です。

糖尿病の食事療法の2つの役割

① 体に必要な栄養を補給する
② 血糖コントロールを良好に維持し、合併症を防ぐ

糖尿病の食事療法のアドバイス

1日3食同じくらいに分けて、適量を!

まとめ食いは、一度にたくさんのインスリンが必要になり、すい臓に負担をかけます。

主食は適量に

ご飯を減らしすぎると、おかずを食べ過ぎたり、間食が増えるので注意しましょう。

野菜は毎食

野菜に含まれる食物繊維には、食後血糖が急激に上がるのを抑えてくれます。

主菜は1食に1皿

主菜は1食に1皿にして、肉、魚、卵、豆腐など種類を変える工夫をして下さい。

油を使った料理は1日2品までで

油は非常に高カロリー。油料理を抑えて摂りすぎを防ぎましょう。

油を使わない工夫

油を使わない工夫

ここがポイント

嗜好品はルールを決める

果物は“ヘルシーおやつ”になりますが、食べすぎは血糖値を上げる原因に。牛乳は1日にコップ1杯を目安に。

主食は適量に

嗜好品は毎日摂らず、摂る場合の量も決めます。 「菓子は月2回」 「アルコールは週1回」など。

合併症の予防

糖尿病の治療では、腎症、網膜症、神経障害、動脈硬化症(心筋梗塞、脳卒中、足の壊疽)などの合併症が起こらないようにすることが何よりも大切です。

ここがポイント

塩分をできるだけ減らす

高血圧があると腎症、網膜症や動脈硬化症が進みやすくなります。高血圧を予防するために、 塩分のとり方をできるだけ少なくしましょう。

塩分を多く含む食品物

コレステロールや飽和脂肪酸を多く含む食品を控えめにする
(高脂血症の予防)

高脂血症があると動脈硬化症が進みやすくなります。糖尿病の食事療法を基本にして、コレステロールや飽和脂肪の多い食品を控えることが大切です。

ここがポイント

コレステロールや飽和脂肪酸を多く含む食品

食物繊維を増やす

食物繊維には血中のコレステロールが多くなるのを防ぐ働きがあります。毎日の食事で食物繊維を多く食べるようにしましょう。例えば、毎日の食事を麦ごはんに変えるだけでも、食物繊維を簡単に摂ることができます。

ここがポイント

食物繊維を多く含む食品

外食の留意点

外食になると、野菜不足になりがちです。野菜は血糖値の上昇を抑える働きがありますので、積極的に摂りましょう。

ここがポイント

  • うどんを食べる前に、こんにゃくや大根を食べる事で、血糖値の上昇がゆるやかになります。
  • 丼物単品だと、野菜不足になりがちなので、定食に変えましょう。
  • 白飯の量を増やし、間食を減らしましょう。
  • パンや麺類は消化が早く、腹持ちが悪いため、ご飯に変えましょう。