2016.6.14
感染・安全委員会合同勉強会開催
院内会議室にて、感染委員会と安全委員会の合同勉強会を行いました。 第一部は感染を防ぐための「手指衛生について」をテーマにテルモの方よりご講義いただきました。 手洗いにおいて、
◎患者様に接する前後はもちろん、患者さんの周囲の物品に接触した後も手洗いが必要
◎石鹸+流水による手洗いに加えてアルコール製剤をしっかり擦り込む(ジェル状が垂れなくてよい)
◎手洗い後は手の表面に水滴が残った状態にはせず、完全に乾燥させてから次のケアに取り掛からなければならない
◎手指衛生を遵守するためにポシェット型の携帯消毒剤を一人ひとりが持ち歩くとよい
などのお話がありました。
第二部はファイザーの方より「針刺し事故対策・事故後の応急対応」についてお話しいただきました。
事故の未然防止策として
<ハード面>安全機能付き器具の導入、耐貫通性容器の配備
<ソフト面>鋭利な機材の適正使用や廃棄の訓練
があります。
万が一針刺し・切創事故が発生してしまった場合、直ちに処置を行い、 再発防止のために職員全員が事故の情報を共有することが大切とのことでした。